Shota's Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

構成がとても巧妙、私的海外ドラマ最高作

私が初めてハマった海外のドラマ・シリーズで、86年~94年の長きにわたってシリーズ化された(日本でも深夜放送されていた)。
内容は『L.A.ロー 七人の弁護士』というタイトルのとおりだが、構成がとても巧妙で、1話ごとの起承転結の上に5~6話にわたる中型のテーマが乗り、さらにシリーズ全体を貫く大きなテーマが設定されていて飽きない。ロス暴動やLGBTへの課題など、当時のアメリカ社会の映し鏡でもあった。
(一応は)一話完結なので、途中から見てもOKなのがよい。