Shota's Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

「B級上等!」なのによくまとまっていて◎

ホラー × サスペンス × SF × 学園ロマンスと、「B級上等!」的にブッ込んできたわりに、よくまとまっていて楽しい。
ある朝見知らぬ男子学生のベッドで目覚めたツリーは、二日酔いを呪いつつ最悪の一日をすごし、最後に仮面を被った何者かに殺され──たはずが、また同じベッドで目覚める。
何度殺されても同じ、死に方を変えても、粗雑な性格を改めても、同じ一日から抜け出せないタイムリープ
制作陣もたぶん予想していなかった思わぬヒットで続編決定。

【CDジャーナル 2020年冬月号掲載】